紀伊田辺でO社長に、居酒屋「昭和食堂」へ連れて行っていただいた。
 
「昭和食堂」は屋号ではない・・・。
古い建屋、木札のメニュー、古いカウンター、年老いた何代目かの女将・・・
その全てが、昭和の時代を思い出させるので、こう呼ぶのだそうだ。
 
ここでの締めで、木札のメニューから、「オムライス」を頂いた。
 
に包まれた、オレンジ色のチキンライスを一口すれば、
ねっとり炒められたご飯の先から、ケチャップの甘酸っぱさと、
鶏肉の脂のコクと、タマネギの甘い旨み・・・それと、女将の年季が
入った技が、複雑に絡み合って、口一杯に広がっていく。
 
一口毎の、懐かしい、何とも言えぬ旨さと、カウンター越しの女将の
笑顔が、今は亡き母が作る料理と母の笑顔と重なって、幼少の昭和の
時代に戻っていくような気がした。
 
(9月1日 若山博士facebook投稿より)
 
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博士が食べた昭和食堂のオムライスは、家庭で作るオムライスといった趣きで、
「おふくろの味」を思い出すのも納得です。
 
おふくろの味は家庭によって千差万別ですが、懐かしい母の手料理を思わせる
料理を食べると、幼い頃の思い出が一気に蘇ってくるのは不思議なものです。
私達日本人に共通した食の記憶が、そんな郷愁を呼び起こすのかもしれません。
 
若山博士のおふくろの味は、過去に放送されたラジオ番組「食の情報最前線」
でも紹介されています。
 
2011年10月9日O.A. 第58回放送「おふくろの味」(←こちらから視聴できます)
 
ザ・プリンスさくらタワー七軒茶屋の料理長をゲストに、料理長のおふくろの味を
紹介していますが、博士は、鰹の刺身を食べたときに、母親が作ってくれた
ごちそうの刺し身を思い出したそうです。
 
おふくろの味は、幼い頃に覚えた味の記憶がよみがえる食事と言い、
自分のおふくろの味ではなくても、きっとどこかでおふくろの味を思い出す
食べ物があるはずだ!と博士は熱く語っています。
 
皆さんも、おふくろの味を食べることで、体全体で食の喜びを感じ、心身ともに
健康になりましょう!