The boiled snow crab
大阪の割烹のぐちで、をいただいた。
は石川県の黄金がに。
ズワイガニと松葉ガニから生まれる黄金がに。
希少価値のあるこのを、丸ごといただく贅沢、
プリプリの身が口の中で踊る。
自然な塩気がたまらなく旨い。
客人との無口な時間が長く続いた。
The boiled snow crab, I had Japanese restaurant.
Natural salty and flavor was dancing in my mouth.
 
(5月10日若山博士facebook投稿より)
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1000杯に1杯しか獲れないとも言われる黄金ガニ。
 
ズワイガニと松葉ガニのどちらも生息している日本海側で獲ることが出来ます。同じような所に同じようなカニがいたら、交雑種もたくさん生まれそうな気がしますよね?実は、この二種類のカニは生息地の深さが違うんです!なので、なかなか出会うことがなく、希少性が高いようです。
 
黄金ガニの名前由来は、甲羅が黄金(オレンジ色)だからだそう。褐色の松葉ガニと鮮やかな赤の紅ズワイガニの子どもらしい色合いですね。色と同じように、味も、松葉ガニの身入りの良さと紅ズワイガニの甘みの強さのどちらも兼ね備えており、美味しくハイブリッドされています。
 
カニは、低カロリーで良質なタンパク質がたくさん取れる食材としても知られています。黄金ガニのボリューム抜群の甘い身を頬張ったら、元気なタンパク質を摂取できそうです!
 
他にも、なぜか交雑されて生まれた貴重なお魚がいます。
それは、イシガキイシダイです。
 
名前からも分かる通り、イシダイとイシガキダイのハーフです。1970年に、養殖マグロで有名な近畿大学水産研究所が人工交雑に成功したことから、キンダイ、とも言われています。見た目も、イシダイの縦縞と、イシガキダイのドット柄がちょうど合わさっています。味も、二つの種を合わせたような淡白なものだそうです。イシダイもイシガキダイも動脈硬化の予防にいいとされる不飽和脂肪酸を多く含んでいるため、このイシガキイシダイを食べても血液サラサラになるかもしれません!
 
変わった食材にも目を向けて、好奇心とお腹を食で満たしつつ、味も、栄養もいいとこ取り!してみませんか?