ズワイガニ

ズワイガニ

産地と属性

クモガニ科。漢字では「頭矮蟹」と書く。「矮」は小さいという意味で、頭が脚に対して小さいために、この名がついた。楚蟹、もしくは津和井蟹と書くことも。
単に「ズワイガニ」というときは、基本的にオスをさす。オスとメスで呼び名が異なり、さらに地域によっても呼称が異なる。オスは、福井県では「越前ガニ」、島根県や鳥取県、兵庫県では「松葉ガニ」。
メスは、「香箱ガニ」と呼ばれる。
メスはオスの半分ほどの体長だが、より味が濃く、卵のウチコや甲羅のカニみそは美味として知られる。
ひと昔前は、北陸・日本海の冬の風物詩として高価な食品だったが、近年はロシアなどからの輸入ものが増加し、手軽に食べられるようになった。
国内産のものは、北海道産が増加してきている。より安価で出回っている紅ズワイガニとは近縁種。
繊維が細く、ほかのカニと比べ肉量が多いのが特徴。うまみを堪能できるゆでガニ、香りを楽しむ焼きガニ、そのほかにもみそ汁や刺身、鍋物など調理法はさまざま。カニみそも珍味として人気がある。

栄養成分の働き

タウリンが豊富で、血中のコレステロール値と血圧を下げ、肝臓と心臓を強化する効果がある。
カルシウムと亜鉛が豊富で、骨の発育にもよい。
身の赤い色はアスタキサンチンという色素で、免疫力を高める効果がある。
腸内にたまった有害物質を排除して免疫力を高める、活性酸素を減らすなど、がんの抑制につながるさまざまな効果が期待できる。
低カロリーでヘルシーな食品として注目されている。

栄養成分

ビタミンB1・B2、ナイシアン、亜鉛、鉄、銅、カルシウムなど

注意点

生きているからといって、国内産とは限らない。
甘みが強いのは国産のものなので、こだわりたい場合はきちんと確かめること。

ポイント

甲羅が赤く、黒ずんでいないものが新鮮。
脚を押して、くぼまないかどうかも確かめる。
ゆでる際は、生きている状態で、冷たい塩水からゆでること。

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