(12月5日 若山博士 Facebook投稿より)
 
アメリカでの昼食で、ミートボールサンド・・・を頂いた。
 
切り分け、盛られた皿に、デーンとミートボールが見える。
ガブリと豪快にカブリつく。
フワッとしたパンの先から、甘辛いソースの
味が広がり、次いでしっかり歯応えのあるミートボール
からの旨味がジュワーッと広がっていく。
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博士が食べたミートボールサンド、日本ではあまり馴染みがありませんが、
アメリカではポピュラーな食べ物のようです。その証拠にアメリカの
映画やドラマには、ミートボールサンドがよく出てきます。
 
日本でも人気のドラマ『フレンズ』では、食べることが大好きなジョーイが
「世界一美味しい」というほど、大好物の食べ物として出てきます。
 
刑事もの映画『ハートブルー』では、事件の捜査のために銀行前で
張り込みをするシーンで、ベテラン刑事のパパスがキアヌ・リーブス
演じる新米刑事のユタに、ミートボールサンドを買いに行かせる
カットがあります。
 
ミートボールは世界中で食べられていますが、アメリカでは
スパゲティ・ミートボールとして愛されていて、ミートソースに
ミートボールを入れたものが定番です。
 
映画『ゴッドファーザー』の第一作では、ゴッドファーザー、
ドン・コルレオーネの息子マイケルに、ドンの腹心であるクレメンザが
料理を教えるというシーンがあります。ただ料理を教えるというだけ
ではない、言外の意味や隠喩的な意味を感じずにはいられない印象的な
シーンなのですが、ここで作っているのもトマトソースで煮込んだ
ミートボールです。ゴッドファーザーのファミリーはイタリア移民ですが、
アメリカのスパゲティ・ミートボールに使われるミートソースは、
イタリアのミートソースやポルペッティーネと呼ばれるミートボール料理が
元になっているようです。
 
アメリカの映画やドラマにも登場するミートボールサンド、
作品に思いを馳せながら味わってみたいものですね。
 
さて、2013年も残りわずかとなりました。
今年も、博士は様々な場所で、美味しい食材・料理にたくさん
出会いました。みなさんの印象に残っているものは何でしたか?
 
また来年も、お付き合いいただけると嬉しいです!!