(3月12日 若山博士 Facebook投稿記事より)
 
 
シロウオの踊り食い を頂いた。
 
醤油の入った小鉢の中で、シラウオが泳いでいる。
そのシラウオを汁ごと吸って、胃の中へ
流し込む。
 
僕は、醤油そのものが好きだから、
それだけでも、美味しくいただける・・・。
シラウオの美味しさを楽しむというより、春の訪れを、
感じる一品である。
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春の風物詩として出されるシロウオの踊り食い。
シロウオの旬は短いので、この料理(…と言えるのでしょうか?)
はとても貴重です。
 
博士が食べたように、酢醤油の入った小鉢からスルッと吸うように
胃へ流し込む食べ方もあれば、活きたシロウオを乗せて寿司として
食べることもあるようです。
 
踊り食いというと、日本では他にホタルイカや甘エビなどが
ありますが、他の国ではどのような踊り食いがあるのでしょうか?
 
お隣韓国では、「サンナッチ」というタコの踊り食いが有名で、
ゴマ油やコチュジャンなどのタレにつけて食べます。
日本にも脚をぶつ切りにしたタコの踊り食いはありますが、
韓国版では丸ごと1匹小さなタコを食べます。
 
吸盤が貼りつきそうで、ちょっと怖い気もしますが…
 
また地域によっては、活き造りや踊り食いは動物愛護の観点から
禁じられているところもあるので、「踊り食い」は独特の食文化
と言えますね。
 
私は勇気がなく、食べられそうにはありませんが、
一度体験してみると食に対する意識が変わるかも?!