国内の市場規模が1兆円近くあると言われる、
所謂、健康食品=サプリメントは、成分の寄せ集めで
出来ているから、その名にある「食」では無い・・・
と、僕は考えている。
 
サプリメントがヨーロッパの中で最も普及している
イタリアで、興味深い調査結果が出たという記事が
2013.12.5のWIREDの電子版に掲載された。
 
すなわち、イタリアはヴィタミン、ミネラル、オメガ3など、
健康のためのサプリメントの消費がヨーロッパでいちばん多い。
しかし有害でないにしても、無駄であることがどんどん明らかになっている
のだという。
 
常々、所謂成分は、サプリメントから摂るのではなく、
食として、食の素材を調理してその料理から摂るべきだと
僕は言い続けている。
日本の一兆円産業である、健康食品を食べているヒトの
8割以上のヒトが、今食べている健康食品が、実際に自分の体の
何処にどう役立っているのかを解らずに食べ続けているという、
調査結果もある。
 
僕は、健康食品の全否定から、若山式酵素調理法を開発して、
食の素材を調理して、「素材まるごと食品」を世に送り出している。
一人でも多くの方々に食べていただきたいものだ。
 
食の未来研究所所長
若山祥夫