年が明けたと思ったらあっという間に1月も終わりですね。今年は例年になく暖かいお正月となりましたが、その後雪も降り、ようやく冬らしくなってきました。
 
冬は、寒さや乾燥で免疫力が低下気味になります。そんな時は、旬の食材をメインディッシュにした料理で免疫力を高めて、強い体を作りましょう!
 
今回ご紹介する、ラジオ番組「若山博士の食の情報最前線」アーカイブは、2011年1月に放送された回です。指揮者の大友直人氏をゲストにむかえ「食と音楽」の関係性について語っていただきました。
 
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テーマ:「食と音楽 白菜
ゲスト:指揮者 大友直人 氏
2011年1月9日放送
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テーマは、「白菜で寒い冬を乗り切ろう!」。美味しい食事と美しい音楽で、五感をフルに使うと、相乗効果で免疫力がさらにアップします。
 
大友氏は、ロシアの作曲家チャイコフスキーやラフマニノフの音楽には不思議と暖かさを感じるといいます。ロシアの厳しい冬の寒さの中に、暖かい暖炉の情景が思い浮かぶというのです。素敵ですね。
 
そして、野菜も寒ければ寒いほど甘くなることをご存じですか?これは寒さに耐えしのぐため、水分を減らして糖分を増やしていくから。水分中の糖度が高くなることで、野菜は凍りにくくなります。
 
冬の寒い日には、こうした音楽を聴きながら旬の食材を食べて身も心も暖まりましょう。
 
博士のおすすめの食べ方を2つご紹介!
 
【1】白菜豚肉のミルフィーユ
白菜をまるごと食べる方法。白菜と豚肉を鍋に交互に重ね、ミルフィーユ状にします。水は足さず、白菜だけの水分で十分です。弱火でコトコト煮て、全体に火が通ったら出来上がり。
 
余談ですが、フランス語で“シェフ”というと“料理長”だけではありません。オーケストラの指揮者という意味合いもあります。ここでも音楽と食事の繋がりを感じますね。
 
【2】白菜のお漬物
漬物の栄養成分の中に最近注目されているGABA(ギャバ)というものがあります。日頃からストレスを溜めないことが、免疫力の低下を防ぐことになりますが、GABAを摂取することでストレスを減らし、免疫力の低下を抑えることができます!
 
五感をフルに刺激し、免疫力をあげて寒い冬を乗り切りましょう!
 
※番組内のプレゼント・イベント情報は、当時のものです。
 現在は終了していますのでご了承ください。