創作和食屋さんで、「鶏肉チーズフォンジュ」を頂いた。
クツクツと煮立つチーズ鶏肉がしっかり絡まっている。
一口すれば、トローッとしたチーズの旨みが
口に広がり、噛みしめれば、ジュワーッと鶏肉の肉汁が
滲み出てきて、チーズと絡み合う。
 
<Chicken cheese fondue>
I had " Chicken cheese fondue " at the creative Japanese restaurant.
At first, the simmerred cheese spread in my mouth.
After I satisfied by the delicious chicken.
 
(2/28 若山博士Facebookより)
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チーズフォンジュとはスイスを中心に、フランス・イタリアにまたがるアルプス山岳部やその周辺の郷土料理です。チーズと白ワインもしくは牛乳を煮込んだトローッとしたチーズに温野菜やパン、肉類などを絡ませて食べます。使うチーズの種類やその配合比は店や家庭ごとに異なり、その多くが極秘事項なのだそう。本場ではパンを鍋の中に落としてしまった人には、マナー違反!ということで、罰ゲームが待っているそうです。フォンジュの楽しみ方が増えますね。
 
チーズフォンジュの主役はなんといってもチーズです。チーズフォンジュに合うとされているのはグリュイエールとエメンタールですが、スーパーに売っている普通のチーズをブレンドしても美味しく出来ます。チーズは牛乳の10倍の栄養が濃縮されています。カルシウムはもちろんビタミンAとビタミンB2が豊富に含まれています。ビタミンAには粘膜を健康に保つ効果があるので、季節の変わり目の風邪予防に最適です。ビタミンB2には細胞の成長を促進させる効果があるので、皮膚・髪・爪を健康に保ってくれます。そんな健康に良いチーズですが、ビタミンCと植物繊維、鉄分だけは不足しているため、野菜や果物を具材として使って補えば完璧です。
 
チーズフォンジュはもう日本に馴染み深い料理となりましたが、オイルフォンジュとスープフォンジュを食べたことがある方は少ないのではないでしょうか。オイルフォンジュは名前の通り鍋にオリーブオイルやサラダ油を満たして熱し、串に刺したさいの目に切った肉などの食材を揚げるタイプのフォンジュです。数種のソースを用意しておいて、各自が好みのソースを揚げた食材につけます。素揚げでおいしい食材をたくさんたべられそうですよね。スープフォンジュは串に刺した薄切りの肉や魚介類などの食材を、煮立たせたコンソメやブイヨンのスープにくぐらせるタイプのフォンジュです。オイルフォンジュと同じようにソースをつけて食べます。ちょっとしゃぶしゃぶに似ていますね。
 
フォンジュはご家庭でも楽しく簡単に出来ますので、友達や家族と一緒に食べたら盛り上がること間違いなしです!