新横浜のラーメン博物館前にある、滝のレストランで、
ノドクロを頂いた。
程よく蒸しあげたノドクロを一口すれば、脂が程よく乗って
身がしっとりと引き締まっている。
添えられたハーブとオリーブオイルのソースのコクと旨みが
ノドクロの上品な淡白な旨みをグーッと引き立ててくれる。
ノドクロ、ソースが一体になってこその逸品であった。
 
(10月13日 若山博士Facebook投稿より)
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ノドグロ!美味しそうですね。体が赤いので、アカムツ、という名前もあります。
ちなみに、ノドグロという名前は、そのまま“喉が黒いから”付いたそうです。
 
このノドグロが、最近話題になっています。
 
今年、飛ぶ鳥を落とす勢いで大活躍している錦織圭選手。
全米オープンが終わり、帰国会見を行った際に、記者からの
今何を食べたいですか?との質問に、「ノドグロを食べたい」と答えたところ、
空前のノドグロフィーバーが起きたのです!
 
錦織選手の出身地であり、ノドグロの産地でもある島根県では、
ノドグロの注文が殺到したことで、嬉しい悲鳴が上がっています。
 
ちなみに、錦織選手は、他にも様々な“フィーバー”を巻き起こしています。
試合のユニフォームを提供している、ユニクロの「錦織モデル」の
ポロシャツが完売したのはもちろん、その他のテニスグッズも錦織選手
関連のレプリカ商品が品薄状態になりました。
 
更に、全米オープンの独占放映権を持つWOWOWは、錦織選手が全米オープンで
活躍したことにより、過去最高の契約者数に。
 
驚くべきは、錦織選手が使用していた、ひよこのバッグまで人気があること!
これは、錦織選手のスポンサーの日清食品の商品である、チキンラーメンの
キャラクターのトートバッグなのですが、非売品のため、日清食品に問合せが
殺到したようです。
 
それ以外にもいろんなフィーバーを巻き起こした錦織選手の経済効果は
300億円を上回ると言われています。びっくりです。
 
実は、この錦織選手の活躍、もしかしたらノドグロのおかげかもしれません。
ノドグロには、ビタミンB1・B2、カルシウムが多く含まれています。
ビタミンB1は糖をエネルギーに変え、ビタミンB2は脂質をエネルギーに
変えます。そして、カルシウムは心を安定させる作用があります。
錦織選手のここぞという時の身体的、精神的な強さは、この3つの栄養素から
来ているかもしれませんね。
 
また、ノドグロは、「白身のトロ」と言われるほど、魚の中では脂質が多いです。
なので、DHAも多く含まれています。DHAは脳や神経組織の発育に不可欠な成分。
まだまだ成長を続ける錦織選手には必要な栄養素ですね!
 
ノドグロは、高級魚であることから、「赤いダイヤモンド」とも言われています。
錦織選手にも、ノドグロを食べて、強さと人気を兼ね備えた
「テニス界のダイヤモンド」でいてほしいですね!