深夜に放送されたフィギュアスケート女子シングル・浅田選手の
フリープログラム、素晴らしかったですね!今日は寝不足だった方も
多かったのではないでしょうか?(私もそのうちのひとりです)
 
オリンピック開催中は通常の報道が少なく、オリンピック以外の
ニュースがあまり入ってきません。
 
そこで、食に関するニュースをひとつご紹介したいと思います。
 
皆さんは、「食品表示Gメン」という言葉を聞いたことがありますか?
 
「食品表示Gメン」とは、農林水産省が不適正な食品表示の調査・
指導などを行うため、農林水産本省、地方農政局および地方農政
事務所の表示・規格課などに配置している職員の通称であり、全国に
約1860名いるそうです。
 
昨年は、レストランやホテルなどの飲食店で食品偽装が相次ぎましたが、
消費者庁は、この食品偽装を見抜くプロ「食品表示Gメン」による、
飲食店の監視を行うことを決定したようです。
 
2月下旬には景品表示法に基づく外食メニューの新しいガイドラインが
整備され、それに従って監視業務が行われるとのことです。
この業務に任命されるのは約200人。期間は2月下旬から約半年間を予定
しており、全国の主要なホテル、レストラン、百貨店を調査していきます。
 
また、これまでバラバラに存在していた食品表示に関する法律も、
1つに束ねた食品表示法が、2015年までに施行されることになっています。
 
根深い問題を抱える食品偽装は、現場だけでなく、法律やその運用など
抜本的な改善が必要になってくると思います。改善の第一歩として、
今回の「食品表示Gメン」の飲食店監視には注目したいところです。