銀座の居酒屋「いっぱし」で若竹煮を頂いた。
見た目上品な出汁で綺麗に煮込まれた竹の子と
ワカメ・・。
竹の子を一口すれば、ホクッと柔らかな歯応えの先に
春の香が薫り、出汁の旨みが滲み出てくる。
日本人に生まれたからこそ味わえる・・・春を感じさせる
逸品である・・。
(2月12日 若山博士Facebookより)
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何十年に一回と言われるクラスの大雪が2週連続で降っていますね。
寒い日が続き、春が待ち遠しく感じられます。
そんな肌寒い中でも、竹の子のような春野菜を食べると春の訪れを
感じられます。春野菜というと思い浮かべるものは様々ありますが
中でも山菜を思い浮かべた方は多いのではないでしょうか。
春を告げる山菜と呼ばれる“ふきのとう”、人気のある“
タラの芽”、
わらび餅でも有名な“わらび”、柔らかく癖の少ない“うど”などがあります。
基本的にはアクが強かったり、苦味が強かったりするものが多いですよね。
これは、春の山菜には抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれている
からなのです!他にもビタミンやミネラルが豊富なものが多い山菜は、
身体を目覚めさせるのにぴったりです。苦味が苦手な方は、アク抜きを
しっかり行ったり、天ぷらにして食べたりすると、苦味が和らぎます。
日本以外の国にも、春を感じさせてくれる野菜があります。
フランスでは、日本にも馴染みがある、グリーンピースやそら豆が
それに当たるようです。春になると食卓が緑に彩られて華やかになるそう。
ドイツでは、シュパーゲルが有名な春野菜です。シュパーゲルとは、最近
日本でも食べられるようになった白アスパラのことです。皮をむいて
しっかりゆでると独特の風味が増します。そのままシュパーゲル用の
ソースをつけて食べたり、春は肉料理の付け合せとして出てきたりするようです。
イタリアでは、アグレッティというおかひじきに似た、海藻のような野菜が
春の訪れを感じさせてくれるようです。様々な料理の付け合せやパスタ料理の
材料としてよく使われるようです。
皆さんも春野菜を食べて、気分だけでも春の陽気を感じましょう!
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