今年の夏もとても暑かったですね。 だんだんと秋を感じられるようになってきましたが夏バテを引きずっている人も多いのではないでしょうか。そんな夏バテを解消してくれる調味料が黒です。黒にはクエン酸が多く含まれていて、弱った内蔵を元気にしてくれる効果があるのです。
 
過去に若山博士がピアニストの練木繁夫さんをゲストに迎え、練木さんが出場した霧島国際音楽祭にちなんで、霧島市の特産品「黒」を紹介している回があります。
 
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若山博士曰く、黒酢はアミノ酸や有機酸が含まれていて体の調子を整えてくれます。
黒酢に含まれているアミノ酸の量はなんと一般的な米酢の四倍です。黒酢のすっぱさのもとである酢酸には殺菌作用や消化促進作用に加えカルシウムを摂取しやすくしてくれる効果まであります。酢酸の力はこれだけではありません。体内で酢酸はクエン酸に変わってもともと黒酢に含まれているクエン酸と一緒に働くのです。血液をサラサラにしてくれたり、カルシウムや鉄分を吸収しやすくしてくれたり、肝機能を高めてくれたりします。このクエン酸には食事でとった糖質や体脂肪、疲れた時にできる乳酸をしっかりとエネルギー源にして体調を整えてくれる作用まであるのです。クエン酸サイクルと呼ばれているこの作用が肩こりや疲労回復に役立つそうです。
 
ゲストの練木さんは空港ででる黒酢にこれほどの効用があることを知って勉強になるとおっしゃっていました。
 
次は若山博士おすすめの黒酢を使った料理を紹介します。タマネギを薄切りにして軽く水にさらしたものと湯剥きしたミニトマトを黒酢にお砂糖をお好みで加えた液に一晩漬けておくだけで、そのままでもお酒のおつまみに、冷や麦やそうめんのトッピングにもなるおいしい一品ができます。
 
黒酢あんかけもたっぷり黒酢を摂取出来る料理のレパートリーを増やしてくれる一品です。作り方はネギのみじん切りにお好みで唐辛子やにんにくを加えて炒めます、そこに黒酢、鳥がらスープ、醤油、酒、砂糖を合わせたものを加え、適量の片粉を加えれば完成です。唐揚げや肉団子にとっても合うそうです。
どちらも食欲が出ない夏にピッタリですよね。
黒酢をたっぷりとって残り少ない夏を元気に過ごしましょう!