アメリカで「クラブケーキ」を頂いた。
カニ肉のハンバーグ・・・。
切り分け、下に敷いてあるソースを良く絡めて口にする。
フワッと柔らかな食感と共にカニ肉の繊維質を感じ、
その先から、カニの風味と旨みが下の上で溶けていく。
キリッと冷えた白ワインが堪らなく旨い。
(11月21日 若山博士Facebook投稿より)
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クラブケーキは、アメリカ料理です。
肉にパン粉や牛乳タマネギなどのつなぎを混ぜあわせて作られます。
そのまま焼いて、ハンバーグや、ハンバーガーのパテのようにして食べたり、周りにパン粉をまぶして揚げて、コロッケのようにして食べたりします。
 
日本ではあまり馴染みのない料理ですが、提供しているお店はあるようなので、お店のメニューで見つけたら、是非食べてみてください!
 
日本だと、比較的シンプルに食べられることが多いカニ。味付けもカニやポンでいただくなど、素材の味を存分に活かしたものが多いですよね。また、足の部分にたくさん身が詰まっている、ズワイガニやタラバガニなどをよく食べます。
 
アメリカで食べられているカニは、主に、ブルークラブとダンジネスクラブです。どちらかというと、足にはあまり身は詰まっておらず、甲羅の部分を主に食べます。今回はこの2つを紹介したいと思います。
 
ブルークラブは、ワタリガニの一種で、アメリカ東海岸でよく獲れます。5月~7月が旬です。アメリカでは、ソフトシェルクラブと呼ばれる、脱皮直後のブルークラブをそのまま揚げた料理が有名で、殻をむかずにそのまま食べるのだとか。アメリカらしい豪快な料理ですね。ちなみに、このソフトシェルクラブを手巻き寿司に巻いて食べたりもするそうです。
 
ダンジネスクラブは、別名アメリカイチョウガニで、アメリカ西海岸でよく獲れます。11月~6月が旬なので、ちょうど今の時期です。このカニは、塩茹でにしたり、蒸したり、後はガーリックソースで味付けをしてローストして食べられることも多いのだそう。身に甘みがありカニの味が濃いのが特徴です。サンフランシスコに行ったら必ず食べたい逸品として取り上げられることも多く、人気が高いです。
 
カニは、高タンパク低脂肪でヘルシーな食品。糖質や脂質の代謝を良くするビタミンB1・B2やナイアシンが豊富で、美味しい上に太りにくいんです!また、眼精疲労に効果のあるタウリンや、免疫力を高めるアスタキサンチンもしっかり含まれています。
 
ついつい食べ過ぎになったり、病気にかかりやすい冬。色々な美味しいカニをたくさん食べて、食事を楽しみながら、健康に過ごしたいですね。