最近、フトしたことから“マンガ食堂”なるものの存在を知りました。

話題の某健康機器メーカーの社員食堂の類でもなさそうなこの食堂。実はマンガに出てくるオリジナル

メニューの数々を再現した料理本なのでした。

作者は梅本ゆうこさんという方で、この方、料理研究家か何かかと思ったら、ご本人曰く「料理の腕前

は素人レベル」とのことですが、あらゆる方面のマンガに登場する料理の中から「普段の料理の範囲

でできるメニュー」に日々挑戦されている、偉大な“アマチュア”料理人の方のようです。

本の発行は今年の2月で、リトルモアからの発売ですが、2008年10月から梅本さんご自身のブログ

で書き溜めて(作り溜めて)来たメニューを一挙にまとめられ、出版されたようです。

私も若かりし頃(?)は結構マンガ好きで、料理マンガと聞くとまず思い出すのが「包丁人 味平」あたり

ですが、そこに登場するあの「味平カレー」などもちゃんと再現されており(!)、結構オールドファン

にも楽しめる内容となっています。

もちろん私の知らない、最近の少年少女マンガのメニューも豊富で、結構ほんわかしたメニューもあり

ますので、マンネリ化したカップルが、ちょっとした話題作りも兼ねて料理を作る時に使えそうな実用書

にもなっていると思います。

ところで、昨年私の中で少しだけ話題になった(?)『極道めし』という映画がありましたが、その原作も

マンガで、そこに登場する料理にもブログの中で挑戦されています。そのひとつに、「生卵かけご飯」が

ありますが、料理と言えるものでは無いような、そういったテーマにも真摯に取り組む作者(梅本さん)

の心意気がまた憎いところであります。

さて、当研究所の提携企業に「本物の市場」というネット通販を行っている会社がありますが、実はそこ

でも「かけご飯」を販売しています。『極道めし』の中では、「炊き立ての白飯」と「朝産みたての生

にこだわっているようですが、本物の市場がお届けする「卵かけご飯セット」は、さらに炊飯の水にまで

こだわったセットなのです。

最後は広告くさくなってしまいましたが、この『極道』ならぬ『究極』の「卵かけご飯」、ぜひ一度!お試し

いただければと思います。