アマダイ(甘鯛、尼鯛)

アマダイ(甘鯛、尼鯛)

産地と属性

スズキ目キツネアマダイアマダイ属に分類される肉食種の魚の総称。
アマダイの名は、味わい深く、身に甘みがあることから「甘鯛」という。また、額の出た横顔がほおかぶりをした尼僧に見えることから、「尼鯛」とも表記する。
旬は秋から冬。日本ではおもに、アカアマダイ、シロアマダイ、キアマダイの3種が食用になっている。
産地は、アカアマダイとキアマダイは本州中部以南から東シナ海。シロアマダイは南シナ海からフィリピンにまでと、広く分布している。日本での水揚げ地は、長崎県、山口県、福井県、石川県、島根県が有名。
かつては、安価な魚だったが、近年は関西料理の普及により、需要が高まったことから一気に高級魚となった。京料理の若狭焼きなどの調理法が、よく知られている。

栄養成分の働き

アマダイに豊富に含まれるカリウムには、塩分を体外に排出する効果がある。血圧が高めの人には効果的。
また、他の魚に比べて脂質が少ないので、離乳食や病人食にも適している。

栄養成分

ビタミンE、ミネラル、タンパク質、カリウムなど

ポイント

<食べ方>
身は淡白で、非常にやわらかく、水分が多い。
そのため刺身には向かず、塩をふって水気を飛ばしてから調理するのが一般的である。

【ひと塩のアマダイ】
鱗は引かずに背を開いて、中に軽く塩をふる。 これを一昼夜寝かせたものをいう。

【若狭焼き】
福井県の若狭で揚がったアマダイをひと塩のアマダイにしてから、酒を塗りながらじっくり遠火で焼いたものをいう。京都では、最高の食べ方と知られている。

【鱗焼き】
鱗を引かず、鱗面からゆっくりを火を入れる調理法。徐々に火が入るので身質もふっくらと仕上がる。ウロコもサクサクとした食感でとても美味。

<選び方>
身に張りがあり、目が澄んでいるものがよい。

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